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2015.06.12 UP

観劇レポート③ ウーピーに直撃インタビュー!

日本での再会を約束しレキシントンをあとにした私たち。次に向かうはニューヨーク!!この取材旅行最大のミッションを実施いたしました。ニューヨークで我々を待ち受けていたのは…なんと『天使にラブ・ソングを…(シスター・アクト)』のプロデューサーであり、映画で主人公デロリスを演じたオスカー女優、ウーピー・ゴールドバーグ!!

実際にお会いしたウーピーはとっても気さくな女性。インタビュー冒頭で「ウーピー・ゴールドバーグさん…」と話しかけると、『ウーピーって呼んで。私のような名前に“さん”は要らないわ!』と緊張していた我々を笑顔で和ませてくれました。

日本で『天使にラブ・ソングを…』が上演されることを心から喜んでくれているウーピー。
そんな彼女が公演の見どころなどを語ってくれました。

Q・・・オーブスタッフ
W・・・ウーピー・ゴールドバーグ


Q:映画とミュージカルの違いは?

W:まず音楽が違うわ。映画ではモータウン系の音楽を使っていたけど、ブロードウェイで
上演することになってから使えなくなってしまって。
それでディズニー作品を手掛けたアラン・メンケンが起用されて大成功したの。
舞台でのデロリスは映画と違ってだいぶ若い設定だけど、基本的なストーリーは変わらないわ。


Q:ミュージカルだからこその魅力は?

W:劇場という空間は全く別の体験になるわよね。
実際に“そこ”で起こっていて、役者が目の前にいる。平面ではなく立体。
だからこそ「感じて」もらえると思う…そう願っているわ。


Q:一番の見どころは?

W:どのシーンが見どころなのかは甲乙付けがたいわね。
とにかく全体的なライブ感がこの作品の見どころだと思うの。
私は舞台が大好き。だから俳優達が舞台上で歌ったり、ダンスしている音が聞こえたりすると、今この瞬間に起きているんだと感じるの。
映画はいつも一緒…変化なし。舞台はいつ何が起きるかわからないわ。

Q:日本公演についてはどう思いますか?

W:日本公演にとても期待しているわ。キャストも素晴らしいし。
この作品は進化し続けているの。だからこの素晴らしく最高なキャストを皆さんに観てもらえるのがとても嬉しいの。
彼らはこの作品のすべてを知りつくしているから、とっても助かるわ。
私は日本食が大好き。だから日本に行ったらアメリカには戻って来ないと思うの(笑)
もし私が日本に行ったら、ちゃんと責任持って面倒見てね!(笑)


Q:日本のファンに公演の楽しみ方を教えてください。

W:『天使にラブ・ソングを…』を観劇する時には、劇場の椅子に座って、心を開放するの。
そして楽しい音楽に乗って、この素晴らしくクレイジーで愉快な旅に出掛けましょう。
日本公演は皆さんだけのものだから、とにかく楽しんで!絶対に劇場に見に来てね!!

この作品が日本のみならず、世界中で大ヒットしている要因を聞いてみると「観た人すべてを幸せにするからだと思うわ」と答えてくれたウーピー。 確かに最後のカーテンコールの時には舞台上はもちろん客席までもが幸せなオーラに包まれている…そんな作品なのです!
お友達・ご家族はもちろん、これを機に仲良くなりたい人と一緒に観れば、終演後の会話も弾むのではないでしょうか??

是非、劇場というライブ空間でこの夏最高の“ハッピー”を体感してください!!