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2016.09.07 UP

『キンキーブーツ』が紡いだ親子の絆

ローラ役を演じるジェイ・ハリソン・ジーの人生はまさにローラの人生そのもの。厳格な牧師の父親に、最初はショーの世界で生きることを反対され理解してもらえず、二人の間には目に見えぬわだかまりがありました。

 

ジェイの父親が息子の舞台『キンキーブーツ』を観に来た時のこと。1幕後半でローラとチャーリーが歌う「ノット・マイ・ファーザーズ・サン(自分は父が思うような息子ではない)」を聴いた後、休憩中に突然楽屋を訪れ、息子ジェイにこう言ったそうです。

「サン、ユー・アー・マイ・サン(息子よ、お前は私の息子だよ)」と。

 

「自分の力で生きていかなきゃ」と、自らが選んだ道を信じ、ひたむきに前に進もうと努力を重ねてきたジェイ。その姿を見せることでようやく愛する父親の理解を得ることができ、「今では(父さんは)心から息子としてありのままの僕を受け入れてくれているよ」と嬉しそうに語ります。

 

そんな彼だからこそ表現できるローラは、内面からのパワーに満ち溢れ、この作品の「自分が変われば、世界が変わる」というメッセージが真の言葉となり、客席に強く伝わってきます。

 

とてつもないエネルギー、そして勇気を与えてくれるミュージカル「キンキーブーツ」を、ぜひ劇場で体感してください!

 

ローラ役を演じるジェイ・ハリソン・ジー

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