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2017.05.08 UP

『ウエスト・サイド・ストーリー』の歴史を解剖!

近年、日本では数多くの招聘ミュージカル(海外のカンパニーが来日して行う英語公演)を上演していますが、
招聘ミュージカルの第一号として日本で上演されたのが本作であることをご存じでしょうか?
1957年にブロードウェイで初演された『ウエスト・サイド・ストーリー』は、シェークスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』を基に、舞台を現代のニューヨークに置き換え、プエルトリコ系移民とポーランド系移民の少年ギャング団同士の対立と抗争の中で芽生えた、愛と悲劇を描いたミュージカル大作。移民という、現在もアメリカを大きく揺るがす社会問題を初めて取り上げた作品でもあり、今なお、衝撃を与えつづけています。
1961年には映画化され、アカデミー賞では作品賞、監督賞ほか10部門を受賞するなど、劇場を飛び越え、伝説的名作に変貌をとげました。

 

年表

 

1957年 ブロードウェイ初演

1958年 ウエストエンド初演

1961年 映画化  

1980年 ブロードウェイ再演

2000年 ミラノスカラ座公演

2008年 50 周年記念ワールドツアー

2009年 ブロードウェイ再演

2017年 レナード・バーンスタイン生誕100年記念ワールドツアー

 

©johan persson