小粋に、華やかに――
スタイリッシュなダンスが描く、パリの恋。
2019年、劇団四季がお届けする最新作は、心も躍る上質なミュージカル。2015年にトニー賞4部門に輝いた『パリのアメリカ人』です。
ベースになっているのは、1952年にアカデミー賞を受賞した同名の映画。“アメリカ音楽の魂”と称されるガーシュウィン兄弟の代表曲が散りばめられた名作です。
映画の内容をさらにふくらませた物語と、イマジネーションをかきたてる新しいダンスによって、この作品は初めて舞台化され、2014年にパリで公演がスタート。翌年にはニューヨーク・ブロードウェイに進出。トニー賞で振付賞、編曲賞、装置デザイン賞、照明デザイン賞を獲得しました。
演出・振付を担当したのは、英国ロイヤル・バレエ団アーティスティック・アソシエイトとして、『不思議の国のアリス』『冬物語』等、数々のバレエ作品を手掛ける世界的な振付家、クリストファー・ウィールドン。めくるめくようなダンスで、パリに生きる若者たちのロマンスを描き出します。
また劇団四季の『リトルマーメイド』、『アラジン』などでも知られる、ボブ・クローリーによる舞台美術も見どころのひとつ。すべてが洗練されたアートとなって溶け合い、観客を魅了します。
戦争に傷ついたパリの街で、若者たちが新しく見出す、芸術と愛の光。深い感動を呼びおこす物語を、小粋で華やかなステップとともにお届けいたします。
贅沢なひとときをお楽しみください。