これが「オペラ座の怪人」の原点!究極のクラシック・ミュージカルが6年ぶりに来日!
ケン・ヒル版『オペラ座の怪人』とは
ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』初のミュージカル化として、<ロンドン・フリンジの鬼才>と呼ばれた劇作・演出家、ケン・ヒル(1937~95)が生んだ大ヒット・ミュージカル。アンドリュー・ロイド=ウェバー版に先立つ1976年に初演され、母国イギリスを始め、アメリカ、カナダなどで上演。91年のロンドン凱旋公演ではオリヴィエ賞最優秀ミュージカル作品賞/演出賞にノミネートされた。日本では92年から2018年の間に6度にわたる来日公演が開催され累計28万人以上を動員しており、多くのファンから好評を博している。6年ぶりとなる今回の来日公演では、ファントム役にイギリスのミュージカル俳優ベン・フォスター、ファウスト役はイギリスのオペラ歌手ポール・ポッツが決定。実力派キャストで究極のクラシック・ミュージカルをお届けする。
悲劇とユーモアの調和―
ガストン・ルルーによる原作小説のエッセンスを最も忠実に描いているとされるのが、このケン・ヒル版だ。
『ファウスト(作曲:シャルル・フランソワ・グノー)』、『真珠採り(作曲:ジョルジュ・ビゼー)』、『ルサルカ(作曲:アントニン・ドヴォルザーク)』、『海賊(作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ)』、『ホフマン物語(作曲:ジャック・オッフェンバック)』をはじめとする既存のオペラのアリアを劇中にちりばめ、ケン・ヒル書き下ろしの歌詞に乗せて紡がれるストーリー。ユーモアさえ感じさせる巧みな人間描写も見どころとなり、<愛するが故の悲劇>が色鮮やかに描かれている。