世界的歌姫が、30年もの時を経て運命の役に出会う
歌い演じるのは、伝説の大女優ノーマ
一度耳にしただけで一生心に刻まれる歌声。サラ・ブライトマンのステージを見た誰もがそれを体感する。『オペラ座の怪人』の初代クリスティーヌ役で鮮烈に演劇界に降臨して以降、圧巻の歌声で人々を虜にしてきた彼女が、長い封印を破りミュージカルの舞台に再び立つ。演じるのは『サンセット大通り』のノーマ・デズモンド。サイレント映画時代に銀幕スターとして活躍するも世間に忘れ去られた彼女は、若い脚本家と出会い、もう一度スポットライトを浴びたいと執念を燃やす。ビリー・ワイルダー監督によるパラマウント・ピクチャーズの古典的名作映画を基に『オペラ座の怪人』のアンドリュー・ロイド=ウェバーが音楽を手がけた刺激的なミュージカルは、上演されるたび「誰がノーマを演じるのか」が注目を集めてきた。この役を演じる決意をした理由をサラはこう語る。「当時、ハリウッド女優は国際的なスターでした。私自身“国境のない活動”をし、女性としてこの世界に一人で立ち続ける困難も理解しています。ノーマになら自分の人生経験を反映できると感じました」。ロイド=ウェバーが自伝『アンマスクド』の中で「彼女の歌声は私にとって常に特別である」と明言するスターが、往年の大女優の愛と狂気を演じる。












