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2017.07.10 UP

高橋真麻のシンガポール公演レポート③

ブロードウェイ・ミュージカル『天使にラブ・ソングを…(シスター・アクト)』のオフィシャルサポーターに就任した高橋真麻さん。皆さんに作品の魅力をお伝えするため、東京公演に先駆けてシンガポール公演の取材を行いました。

第3弾キャストインタビューの様子をご紹介!
今回、登場するのは主役を演じるデネー・ヒルさん(写真右)。
そして修道院長役のレベッカ・メイソン・ワイギャルさん(写真左)。
(詳しいキャスト情報はこちらをクリック。)

開演前の劇場で、お二人にインタビューをしました。

真麻:デロリスを演じる上で心がけていることはありますか?
デネー:最も気をつけていることは、デロリスの感情の変化です。デロリスは強くて自信に満ちていて、才能豊かな女性。彼女と周囲の人たちとの間に芽生える愛や友情、そして絆に思わず舞台上で泣いてしまいそうになることもありますが、デロリスはパワフルな人。強い女性であり続けられるように意識して演じています。

真麻:お気に入りのセリフを教えてください。
デネー:物語の終盤、異なる世界で暮らしていたデロリスと修道院長が、お互いを認め合うとても素晴らしいシーンで修道院長が言う「Nothing matters more than love. (愛より尊いものはない)」というセリフが大好きです。今、世界中で様々なことが起きていますし、私たちの人生にも色んなことが起きますよね。だからこそ、このメッセージを観客の皆さんの心にきちんと届けたいと思います。

真麻:自分なりに工夫した表現方法などありますか?
レベッカ・メイソン:リハーサルからブロードウェイのクリエイティブチームと一緒に仕事が出来たので、細かい指導をたくさんいただけました。ただ、修道院長はとても難しい役で、生涯ずっと神に仕えてきた女性が、ある日、デロリスに出会うことでそれまで信じてきたものが一瞬で覆されてしまうわけですよね。でも、そこが演技の楽しいところ。自分を介して彼女の葛藤を乗り越えることに楽しさがあります。また、この作品は脚本が本当に優れていて、それぞれの登場人物がそれぞれの課題を抱えています。だけど、それをみんなで“一緒に”乗り越えるところがこのミュージカルが持つ“喜び”だと思います。

 

お二人とも、自分が演じるキャラクターを研究しつつ、新たな個性を加える努力をしているのが伝わってきますね。デネーさんはインタビュー中、デロリスや物語の話をするとき、特別な思い入れがあるのか目に涙を浮かべてお話ししてくれました。

最後に、デネーさんとレベッカ・メイソンさん、そして高橋真麻さんより
メッセージが届いていますので、ぜひ動画をチェックしてくださいね。


「高橋真麻のシンガポール公演レポート」は今後も更新予定!次回をお楽しみに!

<高橋真麻のシンガポール公演レポート・バックナンバー>
第1弾はこちら(劇場付近の様子)
第2弾はこちら(バックステージツアーの様子)